Hiro Education

「考え方」を変えたら、楽しくなる

2020-01-01から1年間の記事一覧

音楽と戯れたい

TV番組で花火大会の映像(過去の)が流れていた。コロナウイルスの影響で夏の風物詩が楽しめなくなり、映像だけでもということか(ほんの少しだけ癒されたが)。 その中に災害復興を祈念する数回の花火大会の映像が流されたが、そのどれもBGMに平原綾香さん…

音楽へのリベンジ、それとも渇望

学校教育で嫌だった教科といえば、「体育」そして「音楽」だ。 そもそも運動を学ぶことにどのような意味があるのか、わからない。スポーツは好きな人が楽しくやればいいことだ。どう考えても「国家を強くするため」という古い時代の教育を引きずっているとし…

アート思考について

小中学校で受けた「音楽」と「美術」の授業は楽しかったですか。 私の場合、音楽の授業は苦痛以外の何物でもなかった。クラシック音楽の鑑賞はともかく、小難しい音楽理論までテストされた。要するに西洋古典音楽の知識を強要させられたのだ。面白いハズがな…

人は「無機物」になろうとしている!?

人は「無機物」になるのか? 新型コロナの流行で過去の疫病流行に関心が向き、人類がどう対処してきたのかという関心が高まった。文化人類学的な関心からは祇園祭や話題の「アマビエ」などが疫病退散を祈願したものがあり、歴史上の例には事欠かない。また医…

手話という言語

もしかしたら今年一押しの本になるかも知れない。私自身の視野を大きく広げてくれる本だった。 斎藤道雄『手話を生きる:少数言語が多数派日本語と出会うところで』(みすず書房)がそれだ。手話やろう者についてまったく知らなかった。 この世界は「ろう」…

旅先で村上と出会う

コロナウイルスが広がる前、英国のエジンバラに行った。いつも、どこを見て回るかは皆で話し合って決める。その日は娘がお洒落な雑貨屋さんに行きたいとのこと。 エジンバラ城から少し下った坂道の途中に、その店はあった。フレンドリーな若い女性店員さんが…

時々空気が読めない

講談社現代新書の旧版の表紙デザインは奇抜だった 家族で居酒屋に行くことがある。カウンターなどで主人と話をして盛り上がることもままある。しかし気分よく帰宅の途に就く道すがら、しばしば、かみさんから叱られる。あのセリフは主人に対して失礼だったよ…

表現教育の可能性

若い頃、会社の上司によく演劇に連れて行ってもらった。新宿赤テントなど怪しげな芝居から井上ひさしの作品まで様々な芝居を見た。自分で言うのも何だか、おとなしい性格であった私にとって、舞台の上で泣いたり、叫んだりする俳優さんは別世界の住民と思っ…

「社会への信頼」があるか?

昨晩、SWITCHインタビューというテレビ番組でブレイディみかこさんと鴻上尚史さんとの対談を見た。 もっとも印象的だったのは、フレイディさんが指摘した「社会への信頼」が必要だということ。何か困った時、他人と違う行動を取った時、周りの誰かがサポート…

あさイチに平川理恵さんが出演!

あさイチに広島県教育委員長の平川理恵さんという方が出演していた。あのリクルートで抜群の営業成績をあげ、民間出身の校長をつとめて学校改革の第一線で活躍されている方だ。 図書館改革(寝ころがれる!)、校内にフリースクールを設置、上意下達の廃止な…

海外での子育て、そして在日外国人の子育て。

子どもが小学生のころ、イギリスに9カ月間、滞在した。あちこち電話をかけまくり、受け入れてくれる学校を探したところ、カトリック系の小学校がOKしてくれた。副校長と面談したら、「翌日から来ていいよ」と言われて何と優しい学校なのだろうと感動したも…

「わけがわからない」ことが面白い!

「わけがわからない」ことが面白い!これは学ぶことにおいて大切なことだと思います。 実は私は40代になって初めて村上春樹の小説が面白いと感じるようになりました。それは彼の小説がよく「わからない」からです。 今、川上未映子との対談集『みみずくは黄…