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「考え方」を変えたら、楽しくなる

Chi fan le ma?

90年代の初め頃、上海の復旦大学に留学しました。スマホなど無かった時代ですから、日本との連絡は国際電話か、国際郵便しかありません(そう言えば、青と赤の斜め線で縁取られた国際郵便用の封筒ってまだあるのかしら?)。電話といっても、留学生宿舎には受付にしか電話はないので、日本から電話が来ると、部屋のスピーカーから「〇〇、有電話!」という声があり、3階の部屋からすっ飛んで行くというものでした。そういえば、その受付の横には、売店があり、ちょっとしたジュースやスナック類が売られていました。驚いたのはあるアメリカ人が大きなチョコレートを丸かじりしていた光景を見た時です。小さく砕いて食べる方法に親しんでいたので、ご飯のように板チョコを食べる姿はやはり奇異でした。


すみません。全然中国語と関係ありませんね。
総じて西洋人(おおざっぱで申し訳ないです)は中国語を話すことに躊躇していませんでした。日本人が考えながら話すことが多いのとは大違いでした。彼らにとっては、発音よりも漢字学習の方が難関なのだと思います。とにかく音から学習する、という外国語学習の王道なわけです。しかも発音記号はローマ字ですから、漢字よりもスーット頭に入るのでは。

Chi fan le ma? (飯食った?)

とりあえず西洋人はまずこのフレーズを使いまくっていました。中国人社会では、これが基本ですね。